初めて手渡しでの交換を行う場合、「知らないマナーがありそうで不安」「どんな準備をすれば良いかわからない」などといった不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、手渡しで行うグッズ交換のマナーや流れについて、後日待ち合わせて手渡しを行うときと、当日その場で交換するときの2つに分けて説明します。
手渡しでグッズ交換をするときのマナー
【待ち合わせ】後日グッズの手渡しを行う場合のマナー
事前にTwitterなどのSNSを通じて交換相手を募集し、後日手渡しを行う場合の、決めるべきポイントと流れは以下の通りです。
交換決定!事前に決めておくこと・やるべきこと
- 交換可能な日時と場所を相手に提示する
- 相手の希望とすりあわせ、日時と場所を決定する
- 交換場所の詳細や、気になっている点を相手に確認する
- 当日までにグッズを梱包しておく
募集をかけた側が、先に1の連絡を行うことが多いです。交換可能な日時を提示する際は、出来る限り多めに候補を提示しておくとスムーズに決めやすいでしょう。
日時や場所が決まったら、気になる点も確認しておきます。たとえば、「○○駅」とだけ決めてしまうと、いざ当日になったときに「○○駅」のどこに行けばよいのか迷ってしまいます。「○○駅△△口改札前」のように、詳細な場所まで決めておけると良いでしょう。
その他にも、仕事や用事で少し遅れる可能性がある点など、懸念事項があれば伝えておけると安心です。
また、当日までにグッズの梱包を済ませておくと、当日は余裕をもって交換を行うことができます。当日に雨が予想される場合は水濡れ対策をしたり、傷つきやすいグッズがある場合はケースに入れておいたりしましょう。
手渡し当日!前日と当日の流れ
- 前日、もしくは当日の朝に連絡をする
- 当日の服装を伝える
- 待ち合わせ場所に到着したら連絡を入れる
- 相手を見つけたら手渡しでの交換を行う
- お互いでグッズの確認をしたら交換完了
- (DMなどで相手にお礼を伝える)
前日、もしくは遅くとも当日の朝には、再確認を兼ねて連絡を入れておけると良いでしょう。「本日はよろしくお願いいたします」といったメッセージとともに、時間や場所を再度連絡しておくと安心です。
当日服装が決まったら、相手にできる限り詳細な服装を伝えます。持ち物があれば鞄や紙袋などの特徴を伝えておいても良いでしょう。
待ち合わせ場所に到着したら、到着したことを伝え、相手を待ちます。先に相手が到着している場合でも、到着したことを伝えたうえで相手を探しましょう。
相手を見つけたら声をかけ、交換を行います。そのとき、グッズを受け取ったら中身を見て、間違いがないことを確認しましょう。同時に、相手にも、渡したグッズを確認してもらうことで、トラブルを減らすことができます。
お互いに問題がないことが確認できれば、手渡しでのグッズ交換は完了です。
また、この後にDMなどを通じてお礼のメッセージを送る場合もあります。ただし、人によるため、自分から送らなかったからといってマナーから外れてしまうわけではありません。
「手渡しのときにきちんと挨拶やお礼を伝える」「お礼のメッセージをもらったら返信をする」などといった一般的なマナーを守るようにすれば大丈夫です。
【当日その場】グッズの交換を行う場合のマナー
舞台やコンサートなど、その場でグッズ交換を行う場合は、以下のような流れで行われることが多いです。
相手が自分の欲しいグッズを持っていたときの流れ
- まずは相手に話しかけ、探しているキャラをたずねる
- そのキャラを持っていたら相手に提示したうえで、交換が可能かどうか相談する
- 相手がOKを出したら交換決定!その場で交換を行う
- 相手にお礼を伝えたら交換完了
相手が自分の欲しいグッズを持っていたら、まずは声をかけましょう。相手の探しているグッズを自分が持っていた場合は、その場で交換を行います。難しいマナーなどはなく、挨拶やお礼などのマナーを守るだけで、即手渡しでの交換が完了します。
ただし、相手がホワイトボードなどを持っている場合は、注意が必要です。人によっては、「求:○○、譲:○○」などと、ホワイトボードにどのグッズを求めているか、提示している人もいます。声をかける前に、ホワイトボードに書かれている内容を確認しましょう。
また、声をかけるときは、自分の交換可能なグッズを相手に見えるように持っておくのもおすすめです。相手の一番求めているグッズでなくても、「そちらの○○でも交換できます」と交換が成立する場合があります。
自分から交換してくれる人を募集するときの流れ
- 交換してほしいグッズを周囲に見えるように持ち、声を掛けられるのを待つ
- 声を掛けてもらったら、自分の欲しいグッズを相手に伝える
- 相手が希望のグッズを持っていたら交換決定!その場で交換を行う
- 相手にお礼を伝えたら交換完了
自分から交換の募集をかける場合は、交換してほしいグッズを周囲に見えるように持ちます。
ただし、グッズがたくさんある場合は広げすぎず、周囲の迷惑にならない程度にとどめましょう。コンパクトに持つために、クリアケースを開いた状態で首からぶら下げてディスプレイしている人もいます。
声をかけてもらい、相手が希望のグッズを持っていたら、その場で交換します。お礼を伝えれば交換完了です。
手渡しでグッズ交換をするときの注意点
イベントなどでグッズ交換のルールが設けられている場合は、事前に確認し、きちんと守りましょう。
舞台やコンサートなどのイベントによっては、会場や会場前でのグッズ交換を禁止していたり、どんな場所であれ、グッズ交換そのものを禁止していたりする場合があります。一方で、「トレーディングエリア」などと呼ばれる、グッズ交換の場所を設けている例もあります。
自分の参加するイベントではどのようなルールが設けられているのか、事前に確認しましょう。
マナーを守って気持ちの良い交換を
イベントに参加していると、気分も高まり、ついつい「なんとしても希望のグッズを手に入れたい!」という気持ちになってしまう人もいるでしょう。
しかし、マナーが悪かったり、トラブルが発生したりすると、運営による禁止事項が増えてしまうかもしれません。
求めているグッズが異なっても、ファン同士、マナーを守って気持ちの良い交換が行えると良いですね。
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