イラストや漫画を描いているとき、なかなか上達しなくて悩んだり、描き方がわからなくて困ったりすることはありませんか?
独学でのお絵描きに限界を感じている人のために、画力向上の手助けをしてくれるのがイラスト教本です。
お絵描きの参考になるイラスト本を選ぶときは、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
ここでは、初心者におすすめの入門本から、さらにお絵描きが上手くなりたい人向けの本まで、おすすめのイラスト教本をご紹介します。
- イラスト資料本のおすすめを探している
- 初心者向けの入門本が知りたい
- お絵描きにハマっているけれどなかなか上達しない
お絵描き初心者におすすめのイラスト入門本
お絵描きチュートリアル
顔・身体の描き方はもちろん、服や構図など、人物イラストを描く時に押さえておきたい基礎を分かりやすく解説してくれているイラスト本です。
豊富なイラストに的確な解説がピンポイントで入っているので、初心者でも直感で理解することができるでしょう。
複雑な解説はよく分からない人でも、ここを押さえておけば安心なポイントが分かりやすく描かれています。「絵は上手くなりたいけれど、筋肉や骨の構造はよく分からん、そもそも覚えきれない…」という人にもおすすめです。
イラスト本の筆者のリアルなコメントやメイキングも載っていて、モチベーションアップにもつながります。
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ヒロマサのお絵かき講座
本当の意味での、初心者のためのイラスト入門本です。「何を意識して絵を描けば良いかわからない…」という人にも分かりやすく解説してくれています。
筆者自身の経験をもとにしているので、絵を描く人の悩みや失敗に寄り添ってくれます。
解説は漫画中心なので、簡単に読み進めることができる点もポイントです。「ヒロマサ」シリーズは顔の描き方・身体の描き方・手の描き方の3冊に分かれているので、自分の描きたいパーツから読んでみるのも良いでしょう。
ただアタリの描き方を教えるのではなくどうしてアタリを描く必要があるのか、など、単純なお絵描きのコツにとどまらない解説が載っています。漫画を中心とした解説なので、すんなりと頭に入ってきます。
絵を描く時に押さえておきたいポイントはもちろん、意識しておくべきことが明確になるので、漠然と絵を描いていた人にもおすすめです。
体の描き方編・手の描き方編はこちら
ダテ式おえかき塾 90日間で変わる画力向上講座
90日間で画力アップできるようプログラムが組まれていて、参考書のような感覚でイラストを練習することができます。
絵を練習したいけれど何から手をつければ良いかわからない、という人におすすめです。
序章・初級・中級と分かれているため、初心者でも安心です。
1日目正面の顔、2日目横顔、3日目…と1日単位で進めていき、90日で人物イラストの基本を一通り押さえることができます。
難易度や進度が目に見えるようになっているので、画力向上のモチベーションを維持できます。
お絵描き中級者におすすめのイラストが上手くなる本
イラスト解体新書
絵を描き始めた人がつまずきがちなポイントを解説してくれています。男女の描き分けや自然な髪の描き方など、絵をより魅力的に見せるための技法が多く、お絵描き中級者におすすめのイラスト本といえるでしょう。
人物編と構図編に分かれて解説していて、1冊でワンランク上のイラストを目指すことができます。
失敗例と修正後のビフォーアフターの解説が分かりやすい!
NG例を載せながら解説してくれているので、自分もついやってしまっていた失敗に気づくことができます。
モルフォ人体デッサン
プロからの支持も多く、SNSでも定期的に話題になっているデッサン集です。骨の構造や筋肉の仕組みを一つひとつ丁寧に解説しています。
身体の描き方をしっかりと理解したいという人におすすめです。
モルフォ人体デッサンを模写して人物を描く練習をしている人も多くいます。
『新装コデックス版』は180°に開く仕様になっているため、デッサン練習に最適です。
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デジタルイラストの「身体」描き方事典
「事典」とタイトルにある通り、顔・身体に関する描き方を網羅的に紹介しています。
各部位ごとに掲載しているので、一冊手元にあれば「この部分の描き方が分からない…」という時でもサッと確認できます。
それぞれの説明は比較的簡潔なため、ある程度お絵描きに慣れた人におすすめです。
モチベーションアップにつながるお絵描き解説本
うまく描くの禁止 ツラくないイラスト上達法
人気イラストレーターのさいとうなおき先生による解説本です。
絵を描いているとき、「練習しても上手くならない」「絵が評価されない」「やる気が出ない」…といった悩みを抱えたことはありませんか?
この本では、絵を描く人が抱えがちな悩みに対する、解決策や向き合い方について、丁寧に説明してくれています。
お絵描きの技法本というよりも、絵を描くときの心構えや考え方がわかる本といった印象です。
先生の実体験を交えて説明しているので、すんなりと頭に入って来やすく、モチベーションアップにつながります。
絵がふつうに上手くなる本
人気イラストレーターのよー清水先生によるイラスト教本です。
「絵が上手くなるには?」というテーマを中心に、イラストを描くうえでの技法をたっぷり解説してくれています。
イラストレーターにとっての“ふつう”が明確になるので、絵を描くときの意識が変わります。
「絵が上手くなるには何をすれば良いか」「どういった絵が評価されるか」といった内容から、「絵を仕事にするにはどうすれば良いか」といったさらに踏み込んだ内容まで解説していて、読み物としても楽しめます。
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