スペースの設営に必要な敷き布。サイズやデザインなど、考えるべき点が多く、どのように選べば良いか迷ってしまいますよね。
ここでは、敷き布の選び方とおすすめの購入方法を説明します!
- 初めてイベントにサークル参加する
- 敷き布の選び方がわからない
- 通販で買えるおすすめの敷き布が知りたい
サークル参加で使う敷き布とは?
サークル参加時の設営で、スペースの長机に敷く布のことです。「テーブルクロス」「例の布」「あの布」などと呼ばれることもあります。
敷き布はなくても問題ありません。しかし、敷き布があるとスペースのが華やかになり、頒布物をより魅力的に演出することができます。
敷き布の選び方
敷き布のサイズ
同人イベントで一般的に用意されている長机のサイズは、幅180×高さ70cm×奥行45cmです。1スペースは長机を半分にして使用するため、敷き布は横幅90cm以上で用意します。
また敷き布の縦幅は、通路側に垂らす分を45~65cm、内側は10~15cmと考え、奥行分の45cmを合計して、最低でも100cmあれば良いでしょう。
横90cm以上 × 縦100cm以上の敷き布がおすすめ
ただし、イベントによっては、机の奥行や横幅が異なる場合があります。敷き布は折りたたむこともできるため、不安な場合は少し大きめに用意しておけると安心です。
縦100cmは少々短いかもしれないと思いつつも、横90×縦100cmで購入。
床から20cmほど見えてしまいますが、ほとんどの通行人は足元を気にしていません。金額のことも考えると、100cmで良かったと思っています。
敷き布の色や柄
敷き布の色や柄は、サークルの雰囲気に合わせたものを選びましょう。
どれを選ぶべきか迷う場合は、グレーや茶色、紺色など、落ち着いた色味の敷き布がおすすめです。汚れが目立ちにくいだけでなく、どの作品にも合わせやすく、頒布物を目立たせることができます。
明るい表紙の作品だったため、敷き布の色は紺色に。無地だと寂しいかなと思い、作品の邪魔をしない程度に、控えめなドット柄を選びました。はっきりと作品を目立たせることができたので良かったです。
一方で、かわいらしい作風の友人は、黄色のサテン生地で華やかな雰囲気を演出していました。
敷き布の丈夫さ
基本的には好きな布を購入すれば良いですが、何度も同人イベントに参加する予定の人は、少々丈夫な敷き布を選んでおくと良いでしょう。厚手の生地はしわになりにくく、設営時に卓上に綺麗に敷くことができます。
なかには、防炎加工のされている敷き布を指定しているイベントもあります。その場合は、防炎加工済の敷き布を選ぶようにしましょう。
また、布だけ購入すると、端の処理がされておらず、ほつれてしまう可能性があります。テープやピケなどで自分でほつれ止めをしても良いですが、あらかじめほつれ止めの施してある敷き布を選ぶのもひとつの手です。
綿100%で厚手の生地を選ぶようにしました。
端の処理は行われていませんでしたが、イベント時はたいして下まで見ていないと思い、100均のピケで軽くほつれ止めを行う程度で済ませました。
ポケットなどの利便性
ポケットやクリップの付いた敷き布は、イベント中に小物をしまったり、ゴミ袋を吊るしたりすることができ便利です。自作する人もいますが、通販などで、同人イベントでの使用に特化した敷き布を販売しているお店もあります。
敷き布の購入方法
通販
敷き布は、「Amazon」や「楽天市場」のように通販で購入するのがおすすめです。
ネット上には、たくさんのデザインの生地が販売されているため、自分の同人サークルのイメージにぴったりの敷き布を探しやすいというメリットがあります。
また、同人イベントでは、本の印刷を含め、準備に何かとお金がかかります。気に入った生地の中で、値段を比較しやすいのも通販のメリットです。
楽天市場で購入しました。
気に入ったデザインの中で値段を比較し、一番丈夫そうで安いものを選択。注文時には、サイズ指定のための数字の入力間違いだけはしないように注意しました。
筆者が購入した敷き布
楽天市場で以下の敷き布を購入しました。
茶色いドット柄の布を横90×縦110cmで購入しました。イベント時は、できるだけかさばらないようB5サイズ程度に折りたたんで持ち込んでいます(多少畳みじわはつきますが、個人的にはあまり気にしていません)。
端の一辺は以下の写真のような状態でした。気になる場合はカットしても良いですが、端を自分の座る側(通路とは反対側)に向ければ一般参加者には見えないのでそのままにしています。
手芸店
実店舗の手芸店では、実際に手に取って生地を選べるというメリットがあります。1サークル分の敷き布であればたいしてかさばらないため、その場で購入して持ち帰るのも難しくありません。
「ユザワヤ」や「パンドラハウス」のように、全国展開している手芸店もあります。近くに店舗がある人は検討してみても良いでしょう。
敷き布専門店
「あの布屋」さんのように、同人イベント向けに敷き布を販売している専門店もあります。なかにはポケット付きのものなど、敷き布の形にこだわっているものもあり、イベント時の使いやすさが考慮されています。
「絶対に失敗したくない」「どこで買うか迷う」という人は、敷き布の専門店で購入するのがおすすめです。
印刷会社に発注して、オリジナルデザインの敷き布を作るという手もあります。他のサークルと絶対に被らないデザインで、スペースをより華やかにすることができるでしょう。
敷き布のおすすめ3選
生成りオックス生地 綿100% 無地 110cm
幅110cmある布を10cm単位で購入できます。机の幅に合わせて90cm分購入すれば良いので、9倍の価格で済みます。
カラーバリエーションが豊富なため、サークルの雰囲気に合った色が見つかるでしょう。
生成りオックス生地 綿100% チェック柄 110cm
同じく幅110cmある布を10cm単位で購入できます。
チェック柄で華やかさを演出しつつ、落ち着いた色合いを選べば作品の邪魔になりません。無地はもの足りない・汚れが目立ちそう、という方におすすめです。
防炎加工 ポリエステル100% 無地 150cm
防炎加工の施されている生地です。洗濯機で洗濯可能です。
150cmと少々長めですが、折り込んで使用したり、切ったりすれば問題なく使用できます。こちらも10cm単位で購入可能です。
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