サークル参加時に必要な持ち物を重要度別にご紹介します!
同人イベント直前になって慌てることのないよう、準備は万端にしておきたいもの。
ここでは、サークル参加時にあってよかったものや、準備のポイントなど、実際の参加経験をもとに説明するので参考にしてみてください。
【完全版】サークル参加時の持ち物一覧
サークル参加に最低限必要な持ち物
サークル参加証(サークルチケット)
いわゆるサークルチケット、サーチケと呼ばれるものです。これがないと原則サークルとして入場することができなくなってしまいます。スムーズに入場できるよう、鞄の取り出しやすい場所にしまっておきましょう。
運営から送られてくる書類
当日の案内や会場マップなどが記載された書類です。何かあった時はまず書類を確認することになるため、すでに目を通していて当日は読む予定がなくても、必ず持っていきます。
頒布物
新刊や既刊、グッズなどの制作物です。印刷所が直接会場に手配していて、手荷物にない場合も多いでしょう。また、既刊を通販に委託している人は、会場分を手配するのを忘れないようにしましょう。
値札
頒布物の値段を書いたものを用意します。メモ用紙などに手書きでも良いですが、名刺サイズで用意しておくと、名刺スタンドやメモクリップなどに立ててディスプレイがしやすいです。
「値札 テンプレート」などと検索すると、おしゃれな値札が簡単に作れる素材が見つかります。
テーブルクロス(敷き布)
なくても頒布はできますが、同人イベントによっては、ほぼすべてのサークルがテーブルクロスを敷いていることがあります。参加するイベント次第ですが、テーブルクロスがあると「設営完了しています!」という雰囲気が出るため必須といっても良いでしょう。
敷き布のサイズは、会場で用意されている机次第になります。一般的な長机であれば、横90cm×縦110cm程度がおすすめです。大きめの布を用意して、折りたたんで使用している人もいます。
はさみ・カッター
頒布物を印刷所から直接搬入する人は、ダンボールを開けるのに必要です。はさみはペンタイプのものが嵩張らずおすすめです。
コインケース
おつりを入れたり、受け取ったお金をしまったりするのに使用します。コインケースは、硬貨ごとに仕切りのあるタイプが便利です。100均などで手に入れることができます。
なかには、お札をしまうことも考えて、かわいい空き箱や、クッキーの空き缶を使用している人もいます。会場によっては風が強いため、お札が飛ばされないよう必ずふた付きのものを用意するのがおすすめです。
当日は大きいがま口に、お札と、硬貨ごとに用意したコインケースを入れていました。
ガムテープ
ダンボールを梱包する場合に必要となります。当日残った頒布物や、戦利品を搬出するのに宅配便を利用する人は、忘れないようにしましょう。
ボールペンやメモ用紙
搬出時の宅配便の伝票を書いたり、同人イベントによっては見本誌シールを記入したり、会場マップにメモをしたり、何かと使用する機会があります。筆記用具は持って行きましょう。
また、スケブを頼まれたり、暇つぶしに落書きをしたりすることもあるかもしれません。使いなれているものを用意しておくと安心です。
(ちなみに、値札の用意を忘れたときに、急遽用意するのにも役立ちます。)
サークル参加にあればうれしい持ち物
ポスタースタンド
ポスターを飾る場合は、ポスタースタンドを用意しておくのがおすすめです。A3やB3程度の大きさであれば、卓上のポスタースタンドで展示することができます。
机に垂らす方法もありますが、ポスタースタンドに垂らしたほうが視界に入りやすいでしょう。折り畳み式や組み立て式であれば、かさばらずに持ち込むことが可能です。
また、大型のポスタースタンドは会場で借りられる場合もあります。
組み立て式のポスタースタンドをAmazonで購入しました。
しっかりした作り、というわけではありませんが、軽くてかさばらないうえに比較的安かったのでコスパは良いと思います。
写真ではA4サイズの用紙を吊り下げています。長さの調節ができるので、B3のポスターも難なく展示できました。
無配(ペーパー)や名刺
イラストや漫画、小説などを印刷したチラシのようなものを同人イベントでは、「無配」や「ペーパー」と呼んでいます。無配は「無料配布」の略称で、名刺同様、自由に手に取ってもらえるように置いておきます。
特に、無配は手に取ってもらいやすい傾向にあり、自サークルを知ってもらう機会が増えるのでおすすめです。
ブックスタンド
ブックスタンドは100均などで手に入れることができ、見本誌の展示に用います。ブックスタンドに立てかけておけば一目で見本誌だとわかり、試し読みをしてもらいやすくなります。
また、アクリルタイプのブックスタンドであれば、無配をはさんで展示しておくこともできます。
当日は、木製のブックスタンドに見本誌を立てかけ、小さめのアクリルタイプのブックスタンドに無配をはさんで展示。
事前に印刷しておいた「見本誌」「テイクフリー」マークを貼って、通りすがりの人でもパッと見でわかるようにしました。
スケッチブック
絵を描く以外にも、急なお知らせにも使用できます。スケッチブックは紙がしっかりとしていて丈夫なため、「○○は完売しました」といった頒布状況や、「すぐに戻ります」といった離席のアナウンスなどを書いて置いておくのにおすすめです。
写真はイベント当日に実際に展示していた内容です。木製のブックスタンドに立てかけて置きました。当時急いで書いたので字が汚いです。
マスキングテープ
値札がずれないように机に貼ったり、ポスタースタンドから垂らしたポスターが丸まらないように支柱に固定したりするのに役立ちます。ガムテープとは別に、簡単に剥がせるマスキングテープはひとつ用意しておけると良いでしょう。
油性ペン
太めの油性ペンは、とりあえず用意しておくのがおすすめです。スケッチブックにお知らせを書くときや、搬出時のダンボールに注意事項を記載するときなど、何かと役に立ちます。
袋(数枚)
当日は何かとゴミが出るため、ゴミ袋は用意しておきましょう。また、袋を複数枚用意しておければ、いただいた差し入れを入れるのにも役立ちます。
そんなにゴミなんて出ないと思っていたら、剥がしたガムテープやお菓子のゴミを捨てているうちに袋がいっぱいになっていました。
必要に応じて用意する持ち物
折り畳み式の台車
搬出や搬入時の荷物が多い人は、台車があると便利です。折り畳み式の小型の台車を持ち込む人や、会場で借りる人もいます。台車の貸し出しは会場によって用意が異なるため、事前に参加要項をチェックしておきましょう。
飲み物・軽食
お昼をまたぐイベントでも、当日はなかなか離席できないことがあるため、飲み物や軽食を事前に用意しておくと安心です。
特に夏場は、こまめな水分補給が必要になります。飲み物は必須といっても良いでしょう。軽食は、手軽に食べられるコンビニパンやゼリー飲料などがおすすめです。
ただし、スペースでの軽食を禁止している同人イベントもあります。事前に規約を確認しておきましょう。
暇つぶし道具
同人イベントのタイミングよっては、人の流れが途切れ、暇なことがあります。本や落書き用の筆記道具など、暇つぶし用の道具を持って行っても良いでしょう。
そのほかに、スマホのバッテリーも用意しておけると安心です。
差し入れ
差し入れを渡したい人や、もらった時にお返しをしたい人は用意しておくと良いかもしれません。
個包装のお菓子をつめるときは、賞味期限がわからなくなってしまう場合があります。メッセージと一緒に賞味期限を書いておいてあげると親切です。
OPP袋
お取り置きなどで、頒布物を梱包するのに役立ちます。
取り置きの友人用に、頒布物・無配・メッセージカードを入れ、OPP袋には名前を書いて机の下にしまっておきました。
当日スムーズに手渡せるので重宝していますが、梱包しないサークルや、そもそも取り置きをおこなっていないサークルも多いので、無理に用意する必要はないでしょう。
カイロ(冬場のサークル参加)
冬場の同人イベントは、配置によって非常に寒い場合があります。カイロなどの防寒アイテムを用意しておけると安心です。
自宅でお試し設営してみよう
サークル参加に向けて持ち物を用意したら、事前に自宅で設営してみましょう。当日のレイアウトのイメージがしやすく、足りないものも見えてくるためおすすめです。
十分な事前準備で、楽しい当日を迎えられますように!
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